ゲーム概要
扱うカードの全てが「両面表」という、
カードゲームの常識に囚われないカードゲームが、
幻想郷を舞台に登場。
このゲームでは競う能力を一つに絞るので、
どんなキャラクターでも勝つ可能性を持つ。
強力な効果の応酬をしつつも、
少女達のスペルカード戦を意識した能力値上限など、
原作を意識したルール。
運の要素がほとんどなく、
見える戦略と見えない戦略が織りなす
前代未聞のカードゲームです。
ルール
ルールはこちらでも解説しています
以下のルール説明では開発中のPC版のスクリーンショットを使用しています。
画像のイメージは変わる可能性がかなりあります。
準備:デッキ構築
このゲームでは、プレイヤー毎に9種類2枚ずつ、
計18枚のカードを持ち、
2枚を自由に選んで1組とし、裏同士を重ね、
両面が表の9枚のカードを用意します。
ただし、両面を同じカードにすることはできません。
(各カードセットには、2枚のカードを入れる前提の
透明スリーブを同梱しています。)
準備:開始前
このカードゲームは手にカードを持ちません。
プレイヤー毎に用意した両面表9枚のカードを
ハンドゾーンに並べます。
先攻を任意の方法(ジャンケン等)で決めます。
ポイントチップを裏向きでシャッフルして
順番を決め、表向きにポイントゾーンに並べます。
1:サーブフェイズ
先攻または前のターンの勝者がカードを1枚
バトルゾーンに出し、このターンの勝負を決める
能力をパワー・スピード・ブレインの3つの中から
1つ指定します。
バトルに出した時に発動する効果があれば、
能力を指定する前に発動します。
前のターンに出した、リザルトゾーンの一番上に
あるカードが効果を発動する場合もあります。
2:レシーブフェイズ
もう一方のプレイヤーもカードを出します。
両プレイヤーの出したカードでバトル直前の効果があれは
発動してから「3:バトルフェイズ1」を行います。
3:バトルフェイズ1
サーブフェイズで指定した能力値を比べて、
大きい方がそのターンの勝者です。
引き分けの場合は「4:リバースフェイズ」へ、
そうでなければ「6:アフターフェイズ」を行います。
4:リバースフェイズ
能力値が同じ引き分けのカードがあった場合、
引き分けのカードを全て裏返します。
バトルゾーンのカードと共に、昼夜チップを裏返します。
昼夜が変わることで発動効果が変わります。
カードが裏返る時に発動する効果や
バトル直前の効果があれば発動した後、
「5:バトルフェイズ2」を行います。
5:バトルフェイズ2
リバースフェイズ後、再度能力値を比べますが、
このフェイズで引き分けの場合、
完全引き分け(キャンセレーション)とみなし、
勝者は無しとなります。
6:アフターフェイズ
このターンの勝者がポイントゾーンの
先頭のポイントチップを獲得して
ハンドゾーンの右に置きます。
勝者がいなければポイントチップはその場で裏向きにし、
このターンは誰もポイントチップを獲得しません。
その後、各プレイヤーはバトルゾーンに出したカードを
リザルトゾーンに置きます。
リザルトゾーンにカードを置くときは、
カードの左端の能力値が見えるように置きます。
この後、
最終ターン(9ターン目)なら「8:ゲーム終了」へ、
そうでなければ「7:エンドフェイズ」を行います。
7:エンドフェイズ
このターン負けたプレイヤーは、
自分のハンドゾーンのカードを
1枚裏返すことができます(ルーザーリバース)
この時、裏返さなくても構いません。
ルーザーリバースが終わったら、
「1:サーブフェイズ」に戻り、
このターンの勝者が次のターンのサーブを行います。
このターン勝者がいなかった場合、
ルーザーリバースは行われず、
このターンサーブしたプレイヤーが
次のサーブを行います。
8:ゲーム終了
1:サーブフェイズ~7:エンドフェイズを
9ターン繰り返した後、
ポイントチップの合計点を足し合わせて、
合計ポイントの多いプレイヤーが
最終的な勝者となります。
補足:能力値について
チップ(下に詳細を記載)やカード効果により、
カードの能力値が増減することがあります。
ただし、数値の範囲は全て1~9です。
(0以下になる場合は1、
10以上になる場合は9として扱います)
補足:複数回戦について
・3戦2本先取、5戦3本先取など(奇数回戦中の勝った回数で競う)
1戦終わるごとに先手後手を入れ替えるとよいでしょう。
・2回戦、4回戦マッチの場合(偶数回戦の合計ポイントで競う)
1戦終わるごとに先手後手を入れ替え、
2戦終わるごとにデッキ構築を変更するとよいでしょう。
補足:3~4人対戦について
基本セットを2個用意することで、
3~4人対戦が可能です。
3~4人対戦でも基本的な流れは同じです。
4人の場合は向かい合う2人の合計点で競い合う
タッグマッチもおすすめです。
・レシーブフェイズ
リードしたプレイヤーの右隣のプレイヤーから
右回り(反時計回り)で順番に行います。
・バトル直前の効果解決
リードしたプレイヤーから右回り
(反時計回り)で順番に行います。
・ルーザーリバース
このターンの勝者の右隣のプレイヤーから
右回り(反時計回り)で順番に行います。
・引き分け判定について
リバースフェイズで裏返すのは、数字が同じだったカードのみです。
キャンセレーション(バトルフェイズ2での引き分け)のカードは勝敗判定に含めないので、
残ったカードが1枚の場合は、数値に関わらずそのカードが勝ちとなります。
残ったカードが2枚の場合は、その2枚で勝敗を決めます。