特徴
カードゲームとして
・扱うカードが全て両面表というこれまでにないスタイル
・見える情報が多く、将棋のような側面を持ちながら、
見えない裏側で相手を出し抜くカードゲームの良さを両立
・(プレイヤー同士のカードセットが同じなら)先攻後攻の有利差一切無し
同じでない場合も先攻後攻で有利差がほぼ無い設計
・ゲームが開始すれば運の要素は一切無し(ゲーム開始時のポイントシャッフルのみ)
トリックテイキング系ゲームとして
・マストフォローをルール側で自然に成立させ、初心者が疑問なく遊びやすい
AI対策
・シンプルなルールでありながら、AIが人間に追いつきにくい
・零和有限確定”ほぼ完全情報”ゲームに該当
共通ルール
共通ルールはこちらで体験できます
SimpleRule
・デッキ構築
プレイヤーは両面表の9枚のカードを用います。
両面の組み合わせは、使用する9種類から自由に設定可能ですが、
両面が同じになるようにすることは出来ません。
(アナログのカードゲームでは、9種類のカードを2枚ずつ、計18枚を
2枚ずつ透明スリーブに入れて使用します)
・ゲームの流れ
1:開始前
プレイヤーは両面表の9枚のカードを用います。
各プレイヤーは用意した9枚を自分の前に並べ、
ゲームのポイントになるチップまたはカードをシャッフルし、
順番が分かるようにプレイヤー間中央に置きます。
先攻・先手は各バリエーション指定の方法か任意の方法で決めて下さい。
2:リード(サーブ)
先攻・先手、または前のターンの勝者が1枚カードを出し、スートを1つ指定します。
3:フォロー(レシーブ)
リードしたプレイヤーから右回り(反時計回り)にカードを1枚ずつ出します。
4:勝敗判定(バトル)
プレイヤー全員のカードが揃った後、リードで指定したスートの数値で比べ、
大きい数値のカードを出したプレイヤーがこのターンの勝者です。
5:リバース
勝敗判定で同じ数値のカードが2枚以上ある場合、
そのカードを裏返して、勝敗判定をし直します。
裏返した後も同じ数値があった場合は完全引き分け(キャンセレーション)とし、
勝敗判定には含めず残ったカードで勝敗を決めます。
勝ちに該当するカードがない場合、このターンの勝者は無しとなります。
6:アフター
各プレイヤーはこのターン出したカードをリザルトに置きます。
勝者がこのターンのポイントを獲得し、
勝者以外のプレイヤーは、勝者から右回り(反時計回り)に
まだ出していないカードから1枚選んで裏返します(ルーザーリバース)
裏返したいカードがない場合はパスも可能です。
ルーザーリバース後、次のリードをこのターンの勝者が行います。
このターン勝者がいなければルーザーリバースは行われず、
このターンリードしたプレイヤーが次のリードを行います。
7:ゲーム終了
2~6を9ターン繰り返した後、獲得した点数の多いプレイヤー、
またはチームがこのゲームの勝者となります。
複数回戦式の場合はさらにゲーム毎の点数を合計して多い方が勝者となります。
・補足
裏側は、自分の持つカードであればいつでも確認可能です。
出した後使わないリザルトのカードであっても、相手の持つカードの裏側は確認できません。